【イヤイヤ期を乗り切る】モンテッソーリ教育の「敏感期」6種類を一覧表にして解説!

「敏感期」一覧表

モンテッソーリ教育を実践する上で知っておきたいのが、子どもの「敏感期」です。

敏感期っていつ頃から始まるの?親は何をすればいいの?

本記事は、代表的な「敏感期」6種類を一覧表にしてまとめました。
敏感期を初めて知る方にも実践法を交えてわかりやすく解説していきます!

  • イヤイヤ期の対応に困っている
  • 動き回って落ち着きがない子どもにイライラ…
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こんな方は「敏感期」の特徴を知れば、少し子育てに余裕が持てるはずです♩

この記事を書いてる人
umeco
  • 一児の母
  • モンテッソーリトレーナー
  • 自宅保育でおうちモンテ実践中
目次

モンテッソーリ教育の「敏感期」6種類一覧表

  1. 言語の敏感期… 聞く、話す、書く、読むを習得する時期
  2. 秩序の敏感期… 順番、場所、習慣、所有物などのこだわりが出てくる時期
  3. 運動の敏感期… 身体を思い通りに動かす練習をする時期
  4. 感覚の敏感期…五感に敏感な感受性が生まれる時期
  5. 数の敏感期…数の量や数字に興味が出てくる時期
  6. 文化の敏感期… 日常の挨拶や季節の行事に興味を持つ時期

「敏感期」は能力を吸収してぐんぐん成長する時期

ある特定の能力を得るためにエネルギーが強く表れる時期のことを、モンテッソーリ教育では「敏感期」と言います。

敏感期の子どもは、身の回りの事に強い興味を持ちものすごい集中力で能力を吸収していきます。

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皆さんは、目を離した隙に子どもがティッシュを引っ張りだしてびりびりに破いていた…なんて経験ありませんか?

ただのイタズラに思えるこの行動は、子どもにとって「つかむ」「破く」という動作を習得したいという本能の表れ。

目でティッシュを確認し手を伸ばして引っ張るという、目と手の強調運動であり子どもにとって高度な動きなんです。

敏感期を理解していないと、子どもの発達において意味のある行動を叱って強制的に辞めさせたり、否定的な言葉をかけるなどして成長のチャンスを妨げることになりかねません。

敏感期は0歳~6歳までの幼年期に集中し大人になると二度と訪れないと言われています。

言語の敏感期

赤ちゃんの聴覚は、お母さんのお腹の中にいる胎児7ヶ月頃から発達していると言われています。

3歳まで「無意識的記憶」という形で目や耳から入る情報を全て吸収し、自分の記憶に焼き付けます。

この時期は、口元を見せながら、はっきりと、わかりやすく子どもに話しかけてあげましょう。
絵本の読み聞かせも有効です!


3歳以降は、今まで吸収してきた言語情報を意味を理解した上で自分の言葉で発言したい!という「言葉の爆発期」が訪れます。

「これは何?」「どういう意味?」と質問攻撃を受けて困っている方もいるかもしれません。
子どもの言語発達の過程だと理解して根気よく接してあげてください!

言語の敏感期には、聞く→話す→書く→読むの順番にそれぞれ段階を踏んで読み書きができるようになっていきます。

指先を使う機会を用意する

文字を書けるようになるには、筆記用具を上手に扱えるように指先が器用になっている必要があります。

服のボタンを留める、靴紐を結ぶなどの身支度を自分でやらせたり、3本の指(親指、人差し指、中指)を使う活動を積極的に行いましょう!

指先を使う活動一例
  • 洗濯バサミをはさむ
  • ひもにビーズを通す
  • 折り紙
  • ハサミで紙を切る
  • シールを貼る
  • 縫い物
  • 粘土遊び
  • 塗り絵
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いきなりえんぴつを持って文字を書くことは難しいので、お絵描きや塗り絵で手首をコントロールする経験を重ねるのがおすすめです。

教具「砂文字板」

モンテッソーリ教育では、文字に砂が吹き付けられたものを指でなぞりながら文字を覚えられる「砂文字板」という教具を用いています。

指で砂のザラザラとした感触を感じることで、しっかりと記憶に残り文字を習得しやすいです。

あいうえお表などのポスターを貼る

あいうえお表、アルファベット表、日本地図、世界地図のポスターを家の壁に貼っておきましょう。

親が誘導して読ませるというよりは、子どもが自然と興味を持ち始めるまで待ってみてください。

ポスターをじっと見入ったり、指をさして色々なことを言い出したタイミングが「読む」敏感期の訪れです!

秩序の敏感期

生まれたての赤ちゃんは次に何が起きるのか、何が起きると危険なのかまだ何も判断がつきません。
そのため「いつもと同じ」という秩序に強烈な安心感を覚えています。

魔の2歳児と言われる『イヤイヤ期』もこの秩序の敏感期にあたります。


「いつも同じ順番じゃないとイヤ」
「いつも同じ場所に置いておいてくれないとイヤ」
「いつもと同じやり方じゃないとイヤ」
「何でも自分でやらないとイヤ」

など、大人には理解できないようなこだわりや主張の激しさにイライラしてしまうこともありますよね。

ですが、これは敏感期に則った発達の過程であり、決して「わがまま」「聞き分けが悪い」からではありません。

イヤイヤ期は2歳頃をピークに3歳頃になると落ち着いていきます!

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子どもの秩序感を理解してあげながらイヤイヤ期を乗り切りましょう!

安心できるお部屋づくり

おもちゃは置く場所を決めて、乱れたらすぐに元の場所に戻すようにしましょう。

そうすることによって、いつも同じ場所に同じものがあるという秩序が守られる安心感と「おもちゃをどこに片付ければいいか」が分かりやすくなり一人でお片付けができる力も身に付きます。

おもちゃは、カゴにまとめて入れるのではなく棚にひとつひとつ見えるように丁寧に並べましょう。

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くわしいお部屋の環境づくりについて、下記の記事をぜひ参考にしてみてください♩

運動の敏感期

0~3歳の子どもは、身体全体を使った大きな動きから指先を使った小さい動きまでありとあらゆる動きを身に着けようとします。

3~6歳になると、一つ一つの動きを組み合わせながら日常生活の中で使いこなしていきます。

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「モンテッソーリ教育」と聞くと、おうちで椅子に座って教具を用いる活動をイメージする方もいるのではないでしょうか?

6歳までの子どもは、とにかく身体や手をがむしゃらに動かしたい!という欲求が強いです。
この時期は、たくさん身体を動かす機会を作りましょう!

運動の敏感期に全力を出し切って動く経験をした子どもは、小学生以後も何事にも全力投球で頑張ることができます。

日常生活のお手伝い

モンテッソーリ教育は「日常生活」を大切にしています。
3歳頃から、窓ふきや床拭き、服をたたむといった家庭でできるお手伝いに参加させてみましょう!

日常生活には、身体や指先を動かしたり感覚を使う必要のある場面がたくさんあります。

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おすすめは、一緒に夕飯の準備をすることです♩

料理は、五感を使いながら道具の使い方や料理手順を知ることができ成長に必要な要素がたくさんつまっています。

料理のお手伝い一例
  • 野菜を洗う
  • 野菜をちぎる
  • お米を研ぐ
  • やわらかい食材を切る
  • 材料を混ぜ合わせる
  • 卵を割る
  • 生地をこねる
  • おにぎりをにぎる
  • ご飯をしゃもじでよそう
  • おたまで味噌汁をよそう 

子どもでも使いやすいキッチンアイテムや、お気に入りの柄が入ったエプロンなどを用意してあげるとやる気もアップして「できた!」と感じやすくなります。

たのしくお手伝いに参加してくれるような工夫をしてあげてくださいね。

外では多様な動きにチャレンジ

歩き始める1歳頃からは、身体全体の筋肉を使い大きな動きを習得したいという衝動が強くなります。

日々子どもの動きを観察しながら、無理のない、少し頑張ればできそうな活動に挑戦してみましょう!

1歳~2歳におすすめの動き
  • 坂をよじ登る
  • でこぼこ道を歩く
  • 飛び降りる
  • 重いものを持って歩く
  • ジャンプする
  • ボールを蹴る、投げる

3歳以降は、鉄棒ジャングルジムなどの遊具遊びやサッカーキャッチボールなど、子どもの興味に合わせた活動を教えてみましょう!

子どもは徐々に身体のコントロールができるようになっていきます。

感覚の敏感期

私たちは「見る・聴く・嗅ぐ・触る・味わう」という五感を使いながら日々生活をしています。
この感覚のそれぞれの器官が完成していくのは3歳頃からと言われています。

「感覚」の敏感期に五感をひとつひとつ使うことで、将来的に優れた感性を身につける土台を形成します。

この時期は、実際に本物を見たり、聴いたり、触ったりする機会を大切にしましょう。

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絶対音感が身につくのもこの時期だけと言われています!

様々な表現の声かけをする

3歳~6歳頃は、今までため込んできた感覚を言語化して頭の中で整理していきます。

子どもに色々な表現を使いながら声かけをしてみましょう!

視覚大きい、小さい、長い、短い、太い、細い、高い、低い、暗い、明るい
聴覚大きい音、小さい音、高い音、低い音、うるさい音、心地いい音
嗅覚甘い香り、おいしそうな香り、腐った匂い、汗臭い
触覚熱い、冷たい、硬い、やわらかい、つるつる、さらさら、ざらざら、ごわごわ、ふわふわ
味覚甘い、辛い、しょっぱい、苦い、酸っぱい

「どんな味がする?」
「何か音がするね」

といった感覚を表現する言葉を子どもから引き出すような声かけが有効です。

「甘酸っぱいね」
「おひさまの香りがするね」

などの複雑な表現もどんどん使っていきましょう!

数の敏感期

4歳半から6歳くらいまでの期間で「数を数えたい」「数字を見ると読みたくて仕方がない」という時期が訪れます。

モンテッソーリ教育の算数教育では「実際の数・声に出して言う数・数字(文字)」を子どもの中で一致させるようにすることが大切としています。

「数」の敏感期が訪れたら、様々な種類の現物を実際に触って確かめたり、丁寧に数の純や大小を教えていきましょう!

数字に慣れ親しむ

はじめに数字の順序を覚えるために、生活の中でたくさん数字に触れることを意識してみてください。

  • お風呂は1から10を数えてあがる
  • 積み木の個数を数える
  • 階段の段数を数えながら登る

など、子どもと一緒に繰り返し声に出しながら数字に慣れていきましょう!

徐々に「大きい」「小さい」の比較「これとこれはどちらが大きい?」「一番大きいのはどれ?」と対象を増やしながら、足し算と引き算に進んでいきます。

教具「数と玉」


1から10までの数字のパネルを並べ、その下に数字の個数分の玉を置いて数の概念を理解していく教具です。

モンテッソーリ教育では、現物を使って物の大きさや量を見て触って確かめながら感覚的に数を理解していきます。

文化の敏感期

モンテッソーリ教育では、動物、植物、地理、歴史、芸術、宇宙などの分野を総称して「文化」と呼んでいます。

4歳頃からあいさつや季節のイベント、異文化に興味を持ちお友達とのグループ活動を中心に「子どもの世界」が拡大していきます。

自分が生まれた国の文化、習慣、礼儀などをどんどん吸収して社会性が発達していき正義感・倫理観・道徳観が育っていく時期です。

ルールと礼儀作法を教える

モンテッソーリ教育を提唱したマリア・モンテッソーリは、子どもたちに「美しい鼻のかみ方」を見せたところ拍手が巻き起こったという逸話があります。

社会のルールや礼儀作法は大人がお手本を見せて教えていきましょう!

ルールと礼儀作法一例
  • 「おはよう」「こんにちは」「おやすみ」といった挨拶
  • 食事中はひじをつかない、音を立てない
  • 人に向けて咳やくしゃみをしない
  • 公共の場では大声を出さない
  • 電車やバスでは優先席に座らず老人や妊婦に席をゆずる
  • ゴミのポイ捨てをしない
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子どもは大人たちの行動をとてもよく見ています。まずは私たちがルールとマナーを守っていきましょう!

まとめ

今回は、モンテッソーリ教育の「敏感期」6種類の特徴や実践方法を解説しました。

敏感期が訪れる年齢はあくまで目安で個人差があります。
なので、周りのお友達と比べてできない事があっても焦る必要はありません。

目の前にいる我が子が今何をしたいのか、日々観察しながら見つけてあげてください!

読みたい項目をクリック!

①言語の敏感期
②秩序の敏感期
③運動の敏感期
④感覚の敏感期
⑤数の敏感期
⑥文化の敏感期

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